量子化学計算で探るミクロの世界 


原子や分子の性質、またそれらの反応の様子は関係する電子の状態を計算することで予測可能です。
 このサイトは量子化学計算プログラムのMOPACやFirefly(GAMESS)を用いて様々な現象を探求した記録です。

燃料電池の燃料極 -水素分子の場合-
 GAMESSを使って燃料電池の燃料極で起きている白金と水素分子の反応を調べました。
  白金の触媒作用として水素分子が吸着・解離することがわかります。この計算にはFirefly version 8.1.0 
を使用し、密度汎関数のB3LYP法を用いました。読む

燃料電池の空気極 -酸素分子の吸着と解離- 
    白金による酸素の還元反応についてMOPAC2012 PM7法を用いて詳細に調べてみました。
  これは家庭用燃料電池や自動車に搭載される燃料電池の空気極で起きている反応で、表面波基底を用いた第一原理計算の例が報告されていますが、半経験的分子軌道法であるMOPACでどこまで再現できるでしょうか。まず、酸素分子がプラチナ表面に近づく所から始めます。
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燃料電池の空気極 -吸着酸素とプロトン-
 前の記事で酸素分子がプラチナ表面に吸着することを述べましたが、今回はそこにプロトンが近づくときにどのようになるかを述べます。 読む












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